新発売のEAだけに飛びついてはダメ?

EAが発売されたばかりの最初は好成績をあげることが多いのはなぜなのでしょうかね。そんな絶頂期の状況に惹かれて、どうしても新しく発売されたEAを買いたくなってしまうものです。また、発売しているEAのほとんどはバックテストの結果が優秀です。しかし、実際の運用になると好調さを保つEAは本当にごく僅かな商品しか存在しないのが現実です。

良いと思って購入した中で、ものになるEAは4つに一つくらいのペースですね。でも少しずつ良いEAと巡り合ってFX自動売買の成績も上向きになってきております。一時的な動作に一喜一憂するのではなくて長いスパンでみて上向きの成績を上がることができるEAが真のパートナーとなるはずですので、昔に発売が開始されたEAにもスポットを当てて導入EAを検討するのがおすすめです。

長期成績が好調 EGOISTの実力は?

EGOISTのフォワード結果一覧
EGOISTは購入当初に相当な期待をしていたためライセンスを2つ持っているのですが、現在は稼働させていません。理由は購入後に不調期に入った際のドローダウンの大きさが気になり、他のEAへ軸を移したためです。しかし、その後の成績はというとこれから示す情報のとおりですので、長期的にみた視点ではとても安定したEAなのです。ゴゴジャンさんのサイトからEGOIST系の成績を貼り付けます。特にEGOISTは2015年の不調期を過ぎてから右肩上がりの成績です。

EGOIST(USDJPY)

EGOIST 2019年のpips

EGOIST4

EGOIST4の長期フォワードテスト

EGOIST4 2019年のpips

二つのバージョンに対する見解

EGOISTとこれの改良版のEGOIST4 とは基本的なロジックの方向性は同じであると思うのですが、フォワードテストにおけるEGOIST4は成績の上下が大きいように感じます。コツコツと利益を積み重ねるほうが好きであれば改良前のEGOISTが安心です。しかし、最大で同時にもつポジションのデフォルト値は10と大きいのが特徴です。このため、最大ポジションを持っているときにドローダウンを起こせば資金へ大きなダメージをもたらします。最大ポジション数はパラメーターの値を変更することで少なくもできるので、ポジション数は自分のバックテストで調整することをおススメします。自分のバックテスト結果では最大ポジション数を4程度とするのがドローダウンによるダメージの最小化に有効であると考えています。なお、スキャルピング系のEAであるため、MT4におけるEGOIST系の運用はスプレッドが小さいブローカーを利用しないと利益がでないことに注意してください。

↓ブログにおけるEGOISTの検証記事はこちらから↓

長期バックテスト EGOIST(その1)

長期バックテスト EGOIST(その2)

EGOIST4の検証 (第一弾)

EGOIST4の検証 (第二弾)

EGOIST (USDJPY)
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