MT4のFX自動売買で勝つために必要なルールは簡単だ

本屋さんで調べてみるとよっぽど大きな書店に行かないとMT4に関する本は置いていない。FX自動売買についてはFX業者のミラートレード以外の情報を効率よく得ることすらなかなか難しい。MT4とEAを使った自動売買はFX投資の中でそれだけマイナーな方法だと言えるのでしょう。自動売買で誰でも儲かったらもっともっとメジャーになるはずですが、失敗して退場することも多いため自動売買を個人でやっている人の数が大きく増えない要因になっているのかもしれません。

FX自動売買の結果を綴っていくブログも新しくできては短い期間で閉鎖されてしまうものが多いですし、余計にFX自動売買は胡散臭いというイメージが漂いますね。でも、このブログにおけるFX自動売買のリアル口座の運用はもう4年が過ぎました。最初こそ苦労しましたが、いまではちゃんと利益も出ています。今回は単純にどうしたらFX自動売買で勝てるのかを考えてみました。でも読んでもらうとごく単純で当たり前なことです。この当たり前なことが淡々とできるかが運命の分かれ目になるのではと思います。

その1:長い実績から優秀なEAを選ぶ

利用するEAは自作でもよいのですが、リアル口座などで長い期間の実績が積みあがっているEAを使うのが基本です。このブログは有料EAを購入してFX自動売買をやっていますが、長いスパンにわたって優れた成績を出しているEAは少ないにしろ実在しています。初心者の方はこれらのEAをまず導入することで、自動売買デビューの出鼻を挫かれるリスクが大きく下がります。

まずは実績ベースで成績が優秀なEAを使いましょう。有料EAを販売しているゴゴジャンさんで実績からまずは導入したいEAは以下の2つです。ただし、どちらのEAもスプレッドが小さいFX口座を利用することが前提です。スプレッドが広がりやすい海外FX口座を利用するよりも、国内FX口座を使うことがプラスの結果を出すうえで優位です。

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・WHITE BEAR Z USDJPY:2014年に発売以来、安定した成績を残すEA

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2つともに取引回数が少なめのEAです。取引数が多いEAの動きにワクワクする気持ちがわからない訳ではありませんが、自動売買で勝つことが目的ですので取引回数の頻度に惑わされないようにしたいものです。

その2:運用を長く続けること

投資を始めようと思うとガツンと儲かるイメージだけが膨らんでしまい、現実と乖離した妄想を抱くこともあります。しかし現実はやっぱり甘くないわけです。勝てるとしても山あり谷ありで人生と同じです。厳しいときを淡々と乗り越えてこそ、本当の勝ちが訪れます。階段を一段一段上るようにコツコツとやっていく、これが勝つための王道です。

コツコツ階段を上る その前で調べものをする女性細く長く運用を行う気持ちが大切です。運用する資金を1回の自動売買トレードへ全部つぎ込んでしまうような大きなリスクはとらず、複数回連続で負けたとしてもトレードルールに支障がでない取引量で運用することが肝心です。EAのパラメータには複利機能がついてるものが多いのですが、複利機能は口座資金量に応じて取引ロットを調整する機能であるため、儲かる可能性が高くなる代わりに失敗のリスクが大きくなります。ドローダウン時のダメージを抑えて運用を長く続けていくことを前提とすれば、複利機能を使わずに単一ロットによる自動売買が基本です。

実績がよいEAを使っていれば、ドローダウンで損失が生じても取り戻していくことができるはずです。このときに複利機能を利用していると、失敗した後の資金が減ってしまい取引ロットが小さくなることで損失を挽回するまでの時間を多く要する可能性が高くなります。複利機能は使わない方針で細く長く運用していきましょう。

その3:欲張りすぎないこと

調子がよい期間が続くと、もっと収益を大きくしたくなるのはだれでも同じこと。そこで、通貨の取引ロットを上げてしまうことにはちょっと待ったをかけたいです。EAの設定で通貨の取引ロットを上げた途端にドローダウンを食らうということは何度も経験しました。FX自動売買はいつも勝つわけではなく、優れたEAの勝率は70~80%程度になっているものが多く、負けることも必ずあるわけです。また、90%程度と勝率がとても高いEAになると、負けるケースが少ない代わりにドローダウンの損失が相当大きく設計されていることが多いです。

調子がよい時期が続いたときは、その後にドローダウンが訪れると考えて、取引ロット数の増加には慎重になりましょう。せっかく増やした資金が一瞬で吹き飛んでしまうことだってあります。確率的な話からいけば、一旦ドローダウンが起きてから資金量を増加させてみるという考えもあります。(明確な根拠はありませんが)

なお、優秀なEAでは有志のブログ等でバックテストを公開していることが多いです。そのバックテスト結果におけるPF(プロフィットファクター)をみてください。PFはバックテスト期間の総利益を総損失で割った数値となっており、PFが1.5もあれば相当優秀なEAということができます。1.5ということは総利益を1.5で割った値がその期間の総損失額になるわけで、その損失金額の大きさを確認しておきましょう。これだけでも損失に対する理解が増して取引ロット設定に慎重な考え方をすることができるでしょう。

その4:マーチンゲールやナンピンに手を出さない

逆張りで取引量を増やしていき勝ちがでたときに負け分をすべて取り戻す手法が基本であるマーチンゲールは、「理論上は必ず勝つ」言われており見かけ上の結果的な勝ちにつながるので本当に負けないと思われる人もいるかもしれません。しかし、自動売買の中では最も危険なロジックを用いた方法であり、まさにギャンブルと同じです。この手法で万が一失敗したときには資金がすべて失われる、もっと悪いことに追証が発生する危険性もでてきます。FX自動売買でこの方法を使うEAは使ってはいけないと筆者は考えています。
ナンピンタイプのEAも取引のロジックが失敗に終わったときの破壊力が相当なものとなるので、相場変動が大きい場合にはとてもリスクが大きい取引手法です。そのリスクを理解してEAを利用するのであれば止めませんが、勝つためのルールとしては排除すべき取引手法であります。

取引量が多い通貨ペアのEAを使う

取引量が少ない通貨は有事の際の為替変動が大きくなりがちです。またスプレッドの変動が大きくなったり、もともとスプレッドが大きい設定となっている通貨ペアが多く存在します。EAのロジックは相場の癖をつかんだ一貫性やルールに対してプログラムを組んだものであるため、規則性がない相場変動に対する耐性はありません。このため、安定したFX自動売買を行いたい場合は取引量が多いメジャーな通貨ペアに通用するEAを利用するのが基本です。

・USD/JPY ・EUR/USD ・EUR/JPY などがその代表例です。レアな通貨ペアに対するロジックを組んだEAも最近は多くでてきており、フォワードテストで良好な成績を残しているものが無いわけではありません。しかし、長く自動売買を続けるためには安定した相場の維持が保たれる通貨ペアを選んで取引することが重要であることに注意が必要です。