ボラリティーが大きい相場環境でMT4がうごく
先日、緊急発動FXの動作状況を記載しましたがまたまた緊急発動です。
1分足が急に●pips動いた時に順張りで追いかけるEA
MT4の緊急発動FXのチャートを添付します。
※時間軸はXM口座サーバーの時間なので+7時間すると日本の取引時間です。
2016年1月29日のお昼に日銀がマイナス金利を加えた「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」を導入することを発表したことで、為替相場のボラリティーが一挙に変化しました。日経平均株価のほうも相当大変な動きになっていましたね。
たった一時間程度の値幅が118.5~121.4円/ドル付近で急激に動くなんて、クレイジー!です。このような値動きをすると緊急発動FXの出番となるわけですが、結果は以下のとおりでした。
Open Time | Type | Size | Item | Price | Close Time | Price | Taxes | Swap | Profit |
2016.01.29 05:21:38 | buy | 0.22 | usdjpy | 119.202 | 2016.01.29 05:39:00 | 120.719 | 0.00 | 0.00 | 276.46 |
2016.01.29 05:39:37 | buy | 0.22 | usdjpy | 121.027 | 2016.01.29 05:39:38 | 121.074 | 0.00 | 0.00 | 8.54 |
2016.01.29 05:38:13 | sell | 0.22 | usdjpy | 118.770 | 2016.01.29 05:38:44 | 120.237 | 0.00 | 0.00 | -268.42 |
16.58 |
日銀の発表がまったく市場で想定されている内容ではなかったので、これは良いことなのか悪いことなのか市場が判断に迷ったのだろう、ニュース等ではそのように解説されていますね。日経平均株価にも同様の現象が生じています。
緊急発動FXは、上の表記示すようにこの円安→円高の急激な相場変化に対して3回エントリーをしました。
このうち、2回目のエントリーでは、ナント!取引時間が約1秒と驚異的に短い時間でクローズしており、どれだけ急激な相場変化が生じたのかがわかります。人間ではこんな取引は不可能であり、自動売買がなせワザです。
デフォルトで51pips相場が動くとエントリーをするEAの仕組みなので、相場が上下に振られてしまうと、今回のように同時に両建てのポジションをとってしまう場合がでてきます。
結果として、今回は大きな収益を上げることができませんでしたが、急激な値動きが生じる場合のツールとして『緊急発動FX』を自動売買のレパートリーに組み入れておく有効性があると考えています。
逆にこのような相場が生じる可能性が高い場合、他のEAは止めておくべきなのですが・・・わたしは他のEAも動作させたまま、会社に行ってしまいました。
by goldbridge