昔に販売されたEAは忘れ去られていく?
ゴゴジャンのサイトではリアル口座の稼働率という図が表示されるようになり、販売されているEAがどの程度利用されているのかがわかるようになりました。
精度の度合いはわかりませんので参考程度という見方でよいのですが、このページに張り付けたリアル口座の稼働率は2020/6時点のもので、薄青のバルーンで表示されているものは自分が購入しているEAです。ただ使用を停止しているEAが含まれている表示なので、すべて利用しているわけではありません。
薄青のバルーンの位置は相当古い世代のEAに偏っているのがバレバレなのですね。最近は安定的な運用が続いているため、新しいEAの購入を行っていないためです。また、できれば実績を確認してからEAを購入したい派なので、新しい商品にすぐ飛びつかないことも理由です。
発売から2年経ったらEA利用者は極端に減っていく
こうやって図を見ると、販売開始から2年を過ぎたEAたちは、稼働率が相当下がってきてしまう傾向がよくわかります。どんなEAにも停滞期があったりしますので、途中でEAの運用を諦めてしまう購入者が多いからなのでしょう。
その中で Beeone_USDJPY と ラスト侍(EURUSD) は販売開始から4年が経過する状況でも驚くほど高い稼働率を維持しています。これは今までの運用で利用者が諦めてしまうような想定外のドローダウンが無く、安定的に運用が続いている状況なのだと予測できます。個人的には複数ポジションを持つ新たなEAの運用には消極的なため購入しませんが、数少ない良いEAであることはこの結果でわかりますので、新しいEAを購入する際には真っ先に候補へと挙がります。
FX自動売買で収益を出そうと意気込んでしまい、手っ取り早く大きな収益を狙う人が多すぎるのかもしれません。EAを販売する側も複利運用による莫大なバックテスト収益を謳うものが多いのもよくないのかもしれませんが、継続的に続けられてこそ投資としてFX自動売買を活用できるのだと筆者は考えています。
今年もあっという間に半分が過ぎていきましたが、コツコツ稼げるような自動売買を目標に続けていきたいと思います。