利益幅の固定は他の通貨ペアでも通用するか?
fx-onで販売されているEA、窓埋めくんprofessionalに対してパラメーター設定を変更した場合のバックテストの続きです。
MT4で運用中の通貨ペア、EUR/JPYとGBP/USDに対するパラメーター変更時とデフォルト設定との対比です。
↓USD/JPYでパラメーターをいろいろと検証した記事のリンクはこちら↓
利益を高めるEAパラメータ設定|窓埋めくんprofessional
パラメータはUSD/JPYのバックテストから導き出した利益幅8pipsのパラメーターに合わせた検証を行います。
EUR/JPYに対するバックテスト結果
デフォルト設定、パラメーター変更時(利益8pips)の順に並べます。
パラメーターを変更した結果では、急な落ち込みや収益上げ下げが無くなり、確実にパフォーマンスが向上しています。
窓埋めEURJPY パラメーターデフォルト設定
窓埋めEURJPY パラメーター利益幅8pips固定
GBP/USDに対するバックテスト結果
同じくデフォルト設定、パラメーター変更時(利益8pips)の順に並べます。
デフォルトの設定に資金上昇率の軍配が挙がります。ただ、これはこの時期がたまたまEAの設定に合っている可能性が高いと考えています。
窓埋めGBPUSD パラメーターデフォルト設定
窓埋めGBPUSD パラメーター利益幅8pips固定
パラメーター変更時(利益8pips)は、利益上昇率に対して優位性が低い結果となりましたが、EUR/JPYと同様にグラフをみると、収益の安定性が増加しているようにみえませんか?
バックテストはあくまで過去の相場に対する検証であって将来的なリスク管理の観点でいけば、安定性に期待できるパラメーター変更時(利益8pips)を選ぶのがよいと考えます。
以上より、窓埋めくんprofessionalにおけるパラメーター設定では、利用するすべての通貨設定で利益幅8pipsを固定した設定に変更して運用を行っていきます。
↓USD/JPYでパラメーターをいろいろと検証した記事のリンクはこちら↓
利益を高めるEAパラメータ設定|窓埋めくんprofessional
導入するなら複数通貨ペアに対応したこのEA|窓埋めEAの決定版