勝率が高い窓埋めトレードを自動売買でできる
fx-onで販売数を伸ばしている「窓埋めくん」ですが、その名の通り週初めの相場の窓埋めを狙った自動売買のトレードを行うEAです。
複数通貨ペアに対応した窓埋めEAの決定版
窓埋めくん Professional
窓埋めトレードは利益が出やすいFXトレード手法として知っている人が多い方法です。この作業を自動売買でやってくれるのですから便利な世の中になったものです。
ところで、この窓埋めトレードが禁止されているFX業者があるのをみなさんはご存知でしょうか?
今回はFXブローカーのルールによって、窓埋めトレードが利用できない場合について説明したいと思います。
海外FXブローカー|窓(ギャップ)を利用する取引禁止
FX業者によって取引に関するルールに違いがあるのは当たり前のことですが、規約をよくみると細部の隅々までルール設定が及んでいる場合があります。 たとえば、代表的なものとして「2業者間の両建て取引禁止」のルールは有名で、レバレッジが大きくできる海外FXブローカーでは禁止事項となっていることが多いので注意すべき行為になります。
では、両建てでもなく、普通にFX売買をするだけなのに、窓埋めトレードの手法に制限が生じることがあるのでしょうか?
ここではXMの事例を踏まえて記載します。
XMの取引規約は英語で書かれているので、これを読むのは大変です。
要約としては、週明け市場のオープン時の価格のギャップを利用した取引行為を禁止していることが書かれています。
これは、週初めに行う窓埋めトレード以外にも、週末にトレードを持ち越して週初めの窓(ギャップ)による差益を狙う行為も含まれるので、EAの自動売買でたまたま週末にポジションの持越しを行って、週初めにポジションの決済が発生してしまうと、勝っても負けても規約違反を疑われる可能性が出てしまいます。
このようなルールのあるFXブローカーでMT4の自動売買を利用する場合は、EAのカスタマイズが可能であれば週末にポジションを持ちこさない設定とし、週末に手じまいする方針が安全です。
レバレッジが大きくできるXMでは、口座がマイナスになったとしても追証が生じないゼロカットシステムを採用しています。利用者の口座に損失が生じても、これはXMが最終的に負担するサービスであり利用者に人気があります。
海外FXのブローカーでは、時には大きなマイナスを生じさせる行為に対するFX業者側のリスク低減を図るため、窓(ギャップ)を狙った取引行為を禁止しているのだろうと考えられます。
海外FX業者では、XMのように窓埋めを利用したトレードを禁止していることがあります。知らずに利用していると、いきなり口座の利益没収や出金拒否などのペナルティーを受ける可能性があるので注意しましょう。
「窓埋めくん」等の週初めの窓(ギャップ)を狙ったEAを海外FXブローカーで使いたいと考えている方は、一度ブローカーの規約を再確認してください。知らなかったではあとで済まされない大切なルールです。
日本のFXブローカー| 窓埋めトレードがOKです
日本のFXブローカーでは窓埋めトレードを禁止しているという情報は確認できません。元々日本のFX取引(個人)ではレバレッジが最大25倍までに制限されていますし、マイナスとなった場合は自己責任として追証も存在します。
このように、マイナスをFX業者側でカバーするというサービスがないため、窓埋めトレード自体を規制する必要が無いのだと思います。
以上より、窓埋めトレード手法を用いたEAを利用する時は、日本のFXブローカーによる運用が確実です。どうしても海外FXブローカーで大きなレバレッジを利用して窓埋めトレードを行いたい場合は、規約に制限がないことの確認を忘れないようにしてください。