通貨ペアの表示について
通貨ペアの表示操作について説明します。FX自動売買を行う場合、利用する通貨ペアを表示する必要がありますが、逆に言えばそれ以外の通貨ペアは表示しておく必要がありません。利用しない通貨ペアを非表示にするためには、これから説明する操作をすれば完了です。
気配値ウィンドーの操作
気配値ウィンドーのいずれかの通貨ペアの上で右クリックすると、下の画面のようなメニューが表示されます。
選択中の通貨ペアを非表示にする場合は、①「非表示(I)」を、現在開いているチャート以外の通貨ペアが不要な場合は②「全て非表示(H)」を選ぶことで、チャート表示以外の通貨ペアの非表示を一括で処理できます。また、③「全て表示(S)」を選ぶと、自分が接続しているMT4のサーバーで取引可能な全ての通貨ペアが表示されるようになります。
なお、表示される通貨ペアを一度に選びたい場合、④「銘柄(y)」を選択すると、表示・非表示の指示を各々の通貨ペアに対して一括作業で行うことができます。自分で表示させる通貨ペアが決まったら、⑤「セット」からその設定を保存して、後で読み込むこともできるので試してみてください。
表示する通貨ペアの調整がなぜ必要か?
通貨ペアは全部表示させておいて何が悪いのか?そのように疑問をもたれる方もいるでしょう。目まぐるしく変わる通貨ペアの値動きは見てるいだけでも飽きません。わたしは、脈動的なこの値動きを眺めているのが実は好きです。
でも、MT4を複数動作させる環境になると気が付くのですが、プログラムを動作させるためにはメモリーを多く消費します。メモリーの消費が使用するパソコンやサーバーの許容を上回ってしまうと、システムがフリーズを起こしてプログラムが停止してしまう状況に陥って、操作やEAが出す命令を受け付けることができなくなる恐れがあります。これではいけませんね。
わたしもメモリー不足によるサーバーのフリーズを経験したことがあります。
MT4が利用環境の負荷とならないように、表示を自分が利用する通貨のみ(必要最小限)としておくことが、メモリーの浪費防止対策として有効です。
by gold bridge