2020年良い成績はみなさん残せましたか?今年も円高基調が続いていましたね。
ここ4年ほど110円くらいから徐々に円高になっていく傾向は今も続いています。
このまま100円を切ってくることも考えられる状況です。そうなったらドルを長期スタンスで握っておくとよいのかなと考えています。
さて、EAを使ったFX自動売買ではそういった長期視点ではなく短期売買が主流であります。一方向に傾く相場でめっぽう強いEAはあまりないように思います。またリスク管理の観点からロジックの利幅が狭く設定されており薄利となってしまうケースが多いですよね。
ここ1カ月で調子がよいゴゴジャンのEAを確認してみました。
単に12月の利幅が大きかっただけだとつまらないので、もう少し長いスパンでよさげなEAをピックアップしてみます。
スキャルピングフェアリー V2
ドルポンドのスキャルピングEAですが、2019年の夏ごろから綺麗な右上がりの成績を残しています。ただ、一度ドローダウンに見舞われると急激に資金減少を起こすようで、ロット管理は相応な余裕を考慮しておく必要がありそうです。
マイアミ午前9時 nzdusd
珍しいニュージーランドドルのEAです。押し目を狙って優位性がある時間帯のみを取引するEAです。メジャーなEAを使っていると同じ通貨ペアばかりになりがちですので、ポートフォリオとして組み込むのも面白そうな商品です。押し目を狙うということでストップロスが深めに設定されています。でもゴゴジャンのフォワードテストによるとここ1年の勝率は64%でPFは1.5あるので優秀です。
スキャルピングパンダ
EURJPYのスキャルピングEAで朝型仕様です。毎日取引するようなEAではなく、稼働日は少ない仕様のようですが、1回あたりの利幅が大きい取引が多く、利益を押し上げています。ただ成績はそれなりに波を打って上昇するタイプです。長期的には山あり谷ありという資金状況が考えられるため、マイナスにも打ち勝って使い続けられる強い精神力を必要とするのではないかと思います。
こう見てみるとUSAJPYやEURUSDを使ったEAで好調なものが見当たりませんね。
最近の相場は過去の相場から生まれたロジックが生かしづらいEA泣かせの状況と言えるのかもしません。