絶好調になったブレイクスキャルシステム

ブレイクスキャルシステムはこのブログのEA検証における筆頭の稼ぎ頭であることは以前より変わりありません。今回、ある設定を変えたてみたら劇的に収益が向上しました。

そのミソは、EAパラメーターにある「建値ストップモード」の設定にあります。いままでは、バックテストの結果も考えてドローダウンが小さくなる建値ストップモードをオンにして利用しておりました。確かにドローダウンは少なく順調に推移していたのですが、実は利益の伸びが期待したほどではありませんでした。

ブレイクスキャルシステムは相場がボックス圏からブレイクする瞬間を捉えることで、ブレイク後は一方向に進むことが多い相場の癖を利用したEAです。実際の相場はブレイクした後、すぐにその方向に動いていくことはあまり多くなく、上げ下げをしながら方向性をもった動きをすることが多いです。建値ストップモードを利用すると、相場が収益方向に動いた分、SLの指値を自動的に切り上げていくトレード手法をとることによって、ドローダウンを最小限に抑えてトータルの利益を追求する手法です。ただ、相場が上下に振られる場合はすぐに決済されてしまうトレードが多くなってしまい、利益を深く追求することが困難となる場合がでてきます。

今までの運用では、EAとして信頼をおくブレイクスキャルシステムの取引ロットを引き上げるなど、増収対策をたてたつもりでしたが思うように収益が伸びていませんした。このため、今回思い切って「建値ストップモード」をOFFにした条件でEAを使ってみた結果、収益性が大きく改善しています。

ゴゴジャンさんのフォワードテストとの対比

まずは自分のリアル口座について、myfxbookより「建値ストップモード」をOFFにした条件の履歴を添付します。アンダーラインを引いている箇所がブレイクスキャルシステムのUSD/JPYの取引結果です。大変優秀な成績を残していることがわかります。一覧表には1.0lotでトレードを行っているEUR/USDの結果も表示されていますが、ゴゴジャンさんのフォワードテストではUSD/JPYのみの運用であるため、アンダーラインを引いていません。0.3lotの運用はwite bear Z USDJPYの運用結果になります。

GOLDBRIDGEのmyfxbookの結果

ブレイクスキャルシステムのmyfxbook

次に対比可能なゴゴジャンさんのブレイクスキャルシステムのフォワードテスト結果を示します。ゴゴジャンさんのフォワードテストでは、EAのパラメーターはデフォルト値となっており、建値ストップモードはONの状態です。結果を比べるとほぼ同じ日の同じ時刻にエントリーしていることがわかります。しかし、ポジションのクローズはエントリー後の数分以内に生じており、収益も小さい(ロットが1/12なので、値を12倍して考えてください)状況であることがわかります。

ゴゴジャンさんのフォワードテスト

ブレイクスキャルシステムのフォワードテスト

今後も同じ傾向が続くかどうかはわかりませんが、現時点としてはEAのパラメータにある「建値ストップモード」をOFFすることで、EAの収益性を高めることができると判断します。ブレイクスキャルシステムのロジックは誰にでもわかりやすい手法ですが、相場のボックス範囲は流れによって変化していくため、手動(裁量)でエントリーポイントを設定するのは相当大変です。自動売買だからこそ、相場の変動を気にすることなく簡単に取り入れることができる再現性が高い手法です。このEAのパラメーターの設定変更により、自動売買のプラスが大きく伸びそうです。

新しいEAがどんどん発売される中でも色褪せないEAとして、これからもブレイクスキャルシステムを活用します。

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