10月末は鬼門となるか英国EU離脱関連

FOREX.COMより下記の通知メールが届きました。英国EU離脱関連の注意喚起となるわけですが、実際にプレッドの拡大や価格配信が一時的に停止することが不意におきれば自動売買への大きな打撃を受ける可能性がでてきます。FOREX.COMによる通知の対象通貨はEURJPY, GBPJPY, EURUSD, GBPUSDとなっています。運用している自動売買で直接的にEAの動作に関わる通貨はEURUSDのみですが、世界の基準通貨に影響を与える為替変動が生じてしまえば、他の通貨だって大きく影響を受けるのはだれにでもわかります。

FOREX.COM 英国EU離脱関連の情勢に起因する価格急変のご注意のお知らせ文章

最近のGBPJPYの為替変動をみると、10月10日より大幅な動きが生じています。それも乱高下を繰り返しながら急激に一方向へ相場が動いているわけで、この先の動向はだれにもわからないというのが正直なところではないでしょうか。

GDPJPYの2019年10月の価格変動を示すチャート

各FX業者でも10月末は大きなスプレッド変動や価格変動、取引の一時的停止を生じるリスクが発生するため、自動売買の運用では注意しなければなりません。「通常と違った動きをするときはEAを止める」ことは異常時への対応の鉄則ですので、リスク回避のためにも安定した相場環境でトレードできない期間はMT4の自動売買を止めておくのが無難です。

今週(10/25まで)はFX自動売買を稼働させる予定ですが、来週は10月末が過ぎるまでEAを停止させる予定で考えています。

2019/10/27 追記

とりあえず、10月末にイギリスがEU離脱を強行することはなくなったようなので、10月最終週もEAを稼働します。