「最低スプレッドを探せ」と書いときながら、自分では探していないと書いたら怒られそうですね。
スプレッドの比較サイト
ご存知の方が多いはずですが、ゴゴジャン(旧fx-on)さんのサイトにはスプレッド比較というページがあります。
ここでは、代表的なFX業者さんのリアルタイムのスプレッドを確認することができるので大変便利です。
朝はスプレッドが拡大する
値動きの小さい朝を狙ったスキャルピング系のEAは多くありますが、朝というものはちょっと曲者で、スプレッドが急変する時間帯でもあります。どんな感じなのかをゴゴジャンさんのサイトよりみてみましょう。
下は2017年3月のとある日のスプレッド変化です。
USD/JPYのグラフです。
見事にどのFX業者さんも朝はスプレッド値が変化しているのがわかります。朝方は値動きが小さいと言われていますが、これを裏返すと通貨取引量が小さいという時間帯でもあり、スプレッドが上昇します。それも瞬間的にはとっても大きい値になることがわかります。
日本のFX業者さんは低スプレッドを謳い文句としてサイトでも宣伝をしています。ただ、各FX業者のサイトで表示されているスプレッド値は新しい利用者獲得のための宣伝の意味合いもあり、平均値である場合がほとんどでしょう。自分が利用したい時間帯が低スプレッドであるとは限りません。
朝スキャのEAではどうしてもこのスプレッドが変動する時間帯とかぶります。自分が利用しているFX業者のクセを今一度確認してみてはいかがでしょうか。また、朝スキャのバックテストを見るときは、スプレッドの設定がどの程度の値になっているのかを確認しましょう。
自分で実際に運用してみたら、スプレッドが広がっており利益がでない!なんてこともあり得ます。次に、例として一週間分のグラフを示します。
月曜日の朝は全体的に取引量が小さいためか、スプレッドの開きが大きいですね。
グラフをみて気づく点としては・・・・
・FXトレードフィナンシャルですが、通常はもっともスプレッドが小さいのです。
しかし、朝方は段階的に大きくなりその拡大量が大きい。
・OANDA JAPANと外為ファイネストのスプレッド変動は比較的変動が小さい。
・FOREX.COM(JP)は相対的にスプレッドが大きい。
FXトレードフィナンシャルは、日本時間のAM9時~翌日AM4時までがスプレッド原則固定の時間帯となっています。この時間帯ならUSD/JPYのスプレッド値は業界最安値の0.3銭です。裏を返せば、朝4時~9時は固定されていないということが言えるわけです。これらは朝スキャのEAが思ったほど利益を出せない要因の一つとなっていますが、自分たちではどうすることも出来ません。その特徴を十分理解してFX自動売買を運用していくほかないようです。
窓埋めトレードで気になる月曜早朝のスプレッド
月曜朝のスプレッド状況(USD/JPY)を2週連続で確認してみます。
窓埋めトレードでは、スプレッドが開きにくい業者を選ぶべきです。
OANDA JAPANが最も安定していますね。
時期や取引通貨量によって各社のスプレッドは変動するので、定期的に確認することをお忘れなく。一点、残念なのは低スプレッドで有名になった楽天FXのスプレッドが表示されないことですね。これにゴゴジャンさんで楽天FXのスプレッドを追加表示してくれたら最強のツールになると思います。
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