ねこ博士様が作成されたEAは、そのほとんどが人気商品となっています。
その中でもScal_USDJPYは、2017年6月にリリースされて以来、右肩上がりの利益をたたき出しています。
Scal_USDJPYは、利用者がいまも増加中の注目度が高いEAです。

【様々なTP値・LC値で高PFとなる高勝率スキャルEA】
Scal_USDJPY
Scal_USDJPY | fx-on.com

有料EAを利用する私たちは、結局のところバックテストの成績やリアルトレードの過去の実績等を参考にして、自分のレパートリーにそのEAを加えるかを検討することになります。
したがって、いままの利益を基準に利用したいEAを選定することになるわけです。
これは、リスク管理の観点から考えても、まったく新しく商品化されたEAをすぐに取り入れることに比べて、成功する確率が高い妥当なEAの運用方法です。
だれもが購入したEAですぐに収益を挙げたいと考えるわけですが、この記事では成績が好調なScal_USDJPYにスポットを当てて、EA導入時の注意点を考えてみたいとおもいます。

1.成績だけでなくEAの特徴をよく確認する

①EAの取引スタイルは?

いくら成績が良いからと言って、すぐに飛びついてEAを購入する人は少ないと思いますが、取引スタイルが自分に合っている手法であるかの確認はとても大切です。
Scal_USDJPYはスキャルピング手法を利用しているEAです。一回当たりの利益は小さくても、勝率をあげることにより利益積み増しを考えたロジックを採用しています。

↓↓取引きスタイルに関するブログ記事は下記をご覧ください↓↓
EAにも利用される代表的なFXトレード手法とは?

②利用する通貨ペアは?

様々な通貨ペアに通用するロジックを考えたものもあれば、一つの通貨ペアに利用を指定したEAもあります。
Scal_USDJPYはその名に示されているようにUSD/JPYに特化したEAとなります。

なおEAを選定する場合は、スプレッドが小さく極力相場における取引量が多いメジャーな通貨ペアのものを選ぶことが大事です。
この観点からみると、USD/JPYは通貨取引量が多くスプレッドが小さいFXブローカーが多い通貨ペアであるため、日本で自動売買を行う条件を満たしています。

③最大ポジション数は?

このEAは利益率が高いと思い調べてみると、同時に取引を行うポジション数がとても多く設定されているEAもあります。
最大ポジション数が多いEAはバックテスト上で良好な成績を残す商品が多いのですが、実際に運用を始めてみると、バックテストのような優秀な成績を収められない事例が多いことが経験でわかりました。

これはポジション数が多いときにドローダウンが生じたときのダメージが大きいためと考えられます。
複数のポジションを同時にとることを前提にしているEAでは、PFの数値だけではなくバックテスト上でどの程度複数のポジションが発生するのか頻度の確認が必要です。
複数のポジションがある条件で相場が反対方向に動いてドローダウンが生じると、そのときのダメージを取り返すのに相当な苦労をすることになります。

Scal_USDJPYは最大2ポジションをとる設定がデフォルトとなっており、同時に取引を行うポジション数としては問題ない設定と言えそうです。

④使用する時間足は?

EAはリアル口座の運用を行うと、デモ口座のエントリーポイントや成績と内容が一致しないことに気づくことがあります。
利用するFXブローカーやMT4を利用するシステム等の影響により、完全に結果を一致させることは無理だと最初から諦めるのが肝心です。
結果が異なると気になるのが人の常ですが、あまりこの部分に固執しない方がよいと考えています。

ただし、特に1分足や5分足等の短い時間足を利用するEAでは、この傾向が出やすいと感じていますので、短い時間足を用いるEAではその傾向が強くなることを想定しておきたいです。
Scal_USDJPYはM5の時間足を利用していますので、自分が利用する環境によって、ネットで公開されている成績等と多少の誤差が生じてもおかしくないことを理解しておくのが良いと思います。

2.勝ちの結果でEAを買うと、その後すぐ負けることもある

これは「あるある」ですが、成績が良いEAを買って運用をはじめた途端、取り返しが付かない負けを被るパターンが存在します。
EAの購入を決意したときは、今までの成績を参考にこの先の収益が積みあがっていくバラ色の期待をだれでも抱いていると思います。
しかし、収益を急ぐあまりに取引ロット数を最初から大きくする行為はおすすめできません。

試運転期間として、ロット数は小さく抑えて運用を開始、取引に問題がない状況を数か月間確認する等の慎重な姿勢が大事です。

ただし、これはデモ口座での運用を薦めているものではありません。
前述のとおり、利用する環境によってEAの取引内容には誤差を生じます。
基本はリアル口座でロット数を小さく抑え、動作チェックすることが望ましいと考えています。

Scal_USDJPYは現時点でずっと勝ち続けている状況であり、ロット数を挙げて大きく利益を取りに行きたくなる状況です。
しかし、ここは長くEAを運用することをイメージして、想定するドローダウンが生じたときの証拠金不足が出ないロット数の決定が自動売買を続けていく上で重要なポイントだと感じています。

利益が出ている旬にEAを利用してどんどん乗り換えていくという考え方もあるかもしれません。
ただ、そんなに上手くいくのだろうか?というのが率直な感想です。

3.最大ドローダウンに対する覚悟を決めておく

勝ち続けるEAはありません。
どこかで必ずドローダウンがくることになります。

これは一定のルールで取引を行うEAを利用しているため、避けては通れない現象ですが、EAの成績が好調であればあるほどその存在を忘れがちになります。
EAではパラメーターで最大のストップロスを設定可能なものが多く、Scal_USDJPYでも設定箇所があります。

デフォルト値はSL=200pipsとなっておりますが、これは結構大きな設定値です。
もし、0.10ロットの運用でSLが生じると約2.4万円/1ポジのマイナスが生じます。
もし、最大ポジションの2つを保有していたら、約4.8万円のマイナスです。

Scal_USDJPYのドローダウンは結構大きな損失になることを理解しておく必要があります。
ただ、SL値の数値を大きくすることで、負けの確率を非常に小さくしているEAです。
バックテスト上ですと
勝ちトレード 98.7%
負けトレード  1.3%
ですから、確率的には負ける確率が極めて小さいEAです。

このEAは一か月当たりの取引回数が10回程度ですので、1年に一回程度のドローダウンが確率的に生じる計算となるでしょう。
でも、これは将来の負ける確率を保障するものではありませんし、仮に負けが続いても作者様に責任はありません。
大事なのは利用する投資家の取引スタンスだと思います。

Scal_USDJPYで負けるときはドカンと負けるのだと理解しておく必要があります。
ちなみに、商品化された2017年6月から一度もドローダウンが生じていません。
これは驚くべき成績ですね。

ただ、危ない取引があったことをフォワードテストでは確認できます。
fx-onのサイトよりフォワードテストのグラフを貼り付けます。


6月の中旬に黄色のラインが大きく下がっているのがわかりますが、2ポジション保有時に大きな含み損が一時的に生じたことを示しており、ストップロスの手前で相場が反転して助かったため、実損失にならなかった取引と考えられます。
もし、このときの取引がストップロスを食らっていたら、どれだけの損失が生じていたかは比率でご理解いただけると思います。

幸い、Scal_USDJPYではパラメータでTPとSLの値を自分で設定できますので、運用方針に合わせて最適化が可能です。
いきなり、SL=200pipsのドローダウンが来るのは心臓に悪いという方は、もう少し小さいSL値に修正するのが良いと思います。

変更した場合の傾向はfx-onの商品サイトにスタディーケースが記載されていますので参考になると思います。
以上、好調なScal_USDJPYを例に勝ち続けるEAを自動売買へ取り入れるときの注意点を書かせていただきました。
「現時点まで負け知らず」という出来すぎ感が少し漂うScal_USDJPYの成績ですが、今後も好調な成績を維持してもらい、FX自動売買の利用者の輪を広げていっていただきたいと思います。

【様々なTP値・LC値で高PFとなる高勝率スキャルEA】
Scal_USDJPY
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